
昨年末に『わんでい!』第二話分を宅録した際、拙宅にわざわざ来ていただいたCHRIS たんとねこ氏に振舞った鶏の軟骨カレー。
そもそもどうして軟骨を入れたかって、うちの田舎のばあちゃんが
「野菜ばっか食べんで肉も食べなさい」
と電話で言った後日、宅配便で送られてきたのが、なぜか大量の鶏の軟骨で。
鶏の軟骨なんかまともに料理したことがなく、ウェブでレシピを探すも、大体が「軟骨の唐揚げ」レシピばかり。揚げ物の一回くらいは面倒とも思わないけれど、「鶏の軟骨があったから唐揚げにしました」じゃあ当たり前すぎて明日からお天道様の下を歩けねぇぜ! と思って、試験的にカレーに投入してみた、と。
しかし、食べた人の反応は――
- CHRIS
- 「うん、、まぁ、、うまかったよ」
- 吉田まほ子
- 「……カレーの部分はオイシイネ」
- 拙宅のルームメイト
- 「軟骨である意味がわからん」←遠慮がない
――大不評。
確かにね、人参やジャガイモや玉葱など他の具はふっくらほっこり口の中で崩れて優しい食感なのに、軟骨は「コリッ! コリッ!」と口の中を我が物顔で暴れまわる。これをやっつけている間に他の具は砕けてなくなり、しっかり味わう前に喉に流れ込んでしまう。最終的に、ルーが剥がれ落ちてすっかり素に戻った軟骨の残骸が口の中を冒す。らめぇぇぇ!
で、「もう二度と作るまい」と心に誓った。
さて、本日二月二日。夜。週一の買出しから帰り、冷凍庫が一杯だったので、送られてきた残り半分の軟骨パックを取り出し、解凍した。
これで何を作ろう。
「カレー」? ハハッ
「唐揚げ」? バカなっ
じゃあ……よし、「肉じゃが」にしよう。いや、「骨じゃが」か?
- ジャガイモを切って水に浸す
- 圧力鍋に油を敷いて鶏の軟骨を炒める
- 平行して人参を切る
- 玉葱を切る
- 圧力鍋にすべての野菜を入れて油を絡めながら軽く火を通す
- 平行してほうれん草ともやしの胡麻和えを作ろうと、冷蔵庫から出す
- 圧力鍋に水を具が浸るまで入れる
- 自家製唐辛子をみじん切りにする
- リンゴを摩り下ろす
- 居間からチョコレートを持ってきて砕く
ここで異変に気づいた。
「……あれ? なんでリンゴとチョコレートが要るんだ?」
原因は多分、途中で胡麻和えのためにほうれん草を取り出した際、
「残ったほうれん草は何に使おうかなぁ。久々にシチューでも……あーでもホワイトソースを作るための牛乳も小麦粉も切らしているなぁ……まぁ来週にするか」
なんて考えたせい。
頭の中にトローリとしたイメージができちゃって、その時点で鍋にあった作りかけの肉じゃが(= 作りかけのカレー = 作りかけのシチュー)が肉じゃがに見えなくなっちゃったのだと思う。
そんなこんなで、

軟骨カレー再び。
- 拙宅のルームメイト
- 「(コリッ コリッ)軟骨である意味がわからん(コリッ コリッ)」
- 私
- 「(コリッ コリッ)だよな(コリッ コリッ)」
「もう二度と作るまい」と心に誓った。
カレーは飲み物だ。骨は邪魔だよね。
俺もこの前、友達にカレーを振舞ったら「おーいしーい! ★、一つ半」って言われました。
殺すなら、殺せよ。
軟骨の唐揚げは、白米の上に乗せて醤油をかけて食うと美味いのですよ。